JCCC(日本キャンパス・クルセード・フォー・クライスト)Student Impact
名古屋・前リーダー 森山 剛
この5-6年、CCC(キャンパス・クルセード・フォー・クライスト)の名古屋チーム(SI名古屋)にとって、グレイスハウスという素晴らしい環境は、どれだけ多くの助けとなっていることでしょう。私たちCCCの使命と言える、「伝道と弟子訓練の働き」に大きなサポートとなり、もうなくてはならない存在と言えるでしょう。
その幾つかをご紹介すると共に、神様が与えてくださった祝福と恵みに感謝を捧げさせていただきたいと思います。
まず1番目に、毎年海外から来る宣教チームの宿泊先として「ゲストルーム」を豊かに用いさせていただいています。6月頃にはシンガポールのCCC、12月頃にはオーストラリアのCCCの学生宣教チームが私たち名古屋チームと共に、キャンパス伝道に取り組むため来日します。どちらも10-12名前後のチームとなりますが、以前は彼らの滞在する約1ヶ月間の宿泊先を確保することに苦労していました。短期契約、外国人、学生、宗教関係・・・を理由に、貸して頂ける物件は数少なかったです。幸い、クリスチャンの不動産の方を通じて、お借りすることはできてはいましたが、電気・水道・ガス・レンタル布団、洗濯機等、、、毎回の準備と片付けに正直嫌気を感じる程でした。
しかし、グレイスハウスと言う素晴らしい環境を主が与えてくださり、この悩みから解放され、宣教に専念することが可能になりました。
2番目に、宣教チームがチームメンバー同士で一緒に過ごすことができる、「コミュニティールーム」があるということです。以前は、せいぜい3DKクラスのアパートを何部屋か契約していましたが、全員が集るには少し狭く、一緒に食事をしたり、御言葉を開き、賛美することも近所への配慮にとても気遣っていました。グレイスハウスを通して、主はこの悩みからも解放してくださたったのです!宣教チームだけでなく、名古屋スタッフチームとの交わりの場(総勢20名前後)、祈りやミーティングの時間をじっくり確保できることはとても有意義に用いさせていただいています。そして、宣教チームが学生達と知り合う中で、その学生達を宿泊先に招き、アットホームな環境でホームパーティーなど、一緒に過ごせることが可能なため、学生たちが心を開くことに貢献しています。イエス様も伝道でよく用いられたように、共に食事をすることで、心に平安をやすらぎを与え、伝道のチャンスが開かれてきています。
3番目に、「シェアハウス」についてです。CCCの独身スタッフは、ルームシェアを義務付けられています。お互いのケア、霊的面でのサポート、家賃や生活面での支え合い、誘惑などから守らえるようにすることなどがあります。この様な事柄が、グレイスハウスの「シェアハウス」によって、この必要が満たされているということです。実際に、シェアハウスで居住しているスタッフの様子から、多くのことを学び、経験し、支えられていることを伺っています。もちろん、住人同士の難しさもあります、しかしながら、キリストにあってお互いに認め合い、支え合い、祈り合い、愛し合う中で、信仰的にも、人間的にも成長していく姿を見てきています。これは、将来結婚を通して、新しい家庭を築いて行くための、とても良い準備期間と言えるでしょう。CCCスタッフだけでなく、今後は学生たちが利用する可能があります。彼らがキリストの弟子として成長していく場として大いに期待しているところです。
神様はこのように、グレイスハウスを通して素晴らしい恵み(グレイス)を与えてくださり、このような形で宣教の協力と前進を進めてくださっています。名古屋地区のみならず、全国的にも、世界的にもこの恵み(グレイス)の場が展開していくことを心から願い、祈りに覚えています。