新納真司 元上海JCF 牧師
グレイスハウス前代表で創設者の石原和恵さんとは彼女が日本でグレイスハウスを始める前に上海で初めてお会いしました。彼女は人間関係作りの名人です。私が初めて上海に赴任した時も、透明人間のように現れて「お待ちしていました」と笑顔で歓迎してくれました。というのも牧師が上海に来ることを以前からお祈りされていたからだそうです。若者が集うグレイスコミュニティを始めようとしたときはご自宅を提供して、せっせとみんなにご飯を振る舞ってくれました。そんなホスピタリティあふれる家でしたから、どんどん人が集まって来てクリスマス会をやろうというときには見知らぬ外国人までやって来て大賑わいとなりました。そういう暖かい交わりある中でクリスチャンになられる日本人が多く起こされ、今の上海JCFの基盤を作ってくれました。
そのような方でしたから、「牧師になったらどう」と勧めると、「私はみんなにご飯を作って食べさせる寮母のような人になりたい」と言って笑わせましたが、まじめに考えられていたようで日本に帰られて始められたグレイスハウスはまさに上海での「いろいろな人が集う笑いのある暖かいホーム」がベースとなっているのでしょう。
グレイスハウスは新しいコミュニティ創造ビジネスで、家を通した新しい関係作りが広まっています。
私もグレイスハウスの働きを応援しています。